2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『肩ごしの恋人』を読んだ

唯川恵『肩ごしの恋人』を読んだ。 この本を手にとったのは、タイトルが気になったとか、唯川恵が好きだとかではなく、ナツイチを買うともらえる猫のしおりが欲しかったからだ。集英社文庫がやっているナツイチ、名の売れた作者名が並び、読んだことあるタイ…

『蛇行する川のほとり』を読んだ

恩田陸『蛇行する川のほとり』を読んだ。 私にも確かに少女だった頃が存在するはずなのに、少女だった私が何を考えていたのかほとんど思い出せない。ただ、少女にはタイムリミットがあることをひしひしと感じていて、出来ることならば少女でいるうちに死にた…